- HOME
- インタビュー
かかりつけの歯科医院として、歯が生えてから最後の時まで、患者さまの人生に寄り添ってお口の健康維持をサポートいたします。
品川区荏原を中心としたエリアにお住いの皆さまが、いつまでも自分のお口からお食事を楽しみ、日々を健康に過ごせるようにお手伝いさせていただきます。高齢化社会に伴い増加している、お身体が不自由で通院が難しい方や口腔ケアが困難な方も、訪問歯科診療を活用してご自宅でお口の治療とケアを受けていただければ幸いです。
患者さまと長いお付き合いをしていきたいと思っています。
歯科治療を行う上で大切にしているのは、自分の家族の歯科治療をする時と同じ気持ちを持って、患者さまの治療に向き合っていくことです。また、患者さまは歯に対して一人ひとり異なる考えを持っていますし、症状や状態も違います。患者さまがご自身に合った治療法を選べるように、私がこれまで培ってきた歯科医師としての経験を生かして、選択肢をご提案させていただいています。
訪問歯科診療で出会う患者さま一人ひとりが、とても印象的です。
私が訪問歯科診療で伺う患者さまの多くが人生の大先輩ばかりなので、お話させていただくたびに勉強になっています。特に在宅の方は会話の機会が少ないためか、お口の治療が落ち着くと世間話をする割合が増えて、生き生きとした表情を見せてくださいますね。歯科治療やクリーニングを、コミュニケーションの機会としてご活用いただければ私も嬉しく思います。
また、訪問歯科診療を始めた当初は私の祖父・祖母の世代だったのが、現在では父や母の世代に移り変わってきています。そんな中で、日本歯科医師会が掲げた8020運動が良い影響を与えた結果か、以前よりも天然歯の残っている本数が多い方が増えてきて、啓蒙活動の大切さと医学の進歩に関心するばかりです。
私も歯科医師として、訪問歯科診療を通じてより多くの患者さまに自分の歯で食事を味わい、健康を保つためのお手伝いをしていきたいと考えています。
現在の入れ歯は、材料が大きく進歩している点が異なります。
何十年も前に作った入れ歯を使い続けている方がいらっしゃいますが、現在の入れ歯に使われている材料の方が耐久性が高く、見た目的にも自然な仕上がりにできます。他の歯科治療と同様に、入れ歯治療も進歩していますので、ぜひ古い入れ歯から新しい入れ歯に作り替えていただければと思います。
保険診療・自由診療に関わらずその方に合う治療法を提案します。
天然歯を失ってしまった患者さまには、その方の歯に対する考えと口内の状態、または保険診療内か自由診療を望まれるかも把握した上で、治療法をご案内しています。とはいえ、現在では入れ歯であっても目立たないタイプが開発されていますし、単純に審美的にこだわりたいからインプラントを選べばいいわけではなくなっているので、ご提案するのも難しくなっていますね。
また、現在問題なく入れ歯を使えているのであれば、引き続き入れ歯で良いと思います。骨の量が足りなくてインプラントを選べない方や、以前インプラントを使って嫌な経験をされた方にも、入れ歯を主にご提案していますね。
とはいえ、天然歯に勝る治療はまだ開発されていません。当院は入れ歯に力を入れている歯科医院ではありますが、若い世代の患者さまには「歯を大切にして、入れ歯にならないようにしてください」とお伝えしています。